折丁の仕組みを知ると印刷・カタログなどの冊子づくりがもっと分かる!
2026年06月26日
パンフレットやカタログ、会社案内などの冊子を手にしたとき、ページが正しい順番で並んでいるのは当たり前のように感じるかもしれません。しかし、その裏側では「折丁(おりちょう)」と呼ばれる見本を作り、その通りに面付け・印刷することが重要です。
折丁は、印刷された大きな紙を折り、製本をした時にページの順番・向きを正しくするために必要なものです。これがあるからこそ、正しいページ順・向きに綴じられた冊子が完成するのです。
今回は、折丁の基本から役割などを分かりやすくご紹介します。

1. 折丁とは?
折丁とは、大きな印刷用紙に複数ページを印刷し、それを折ってページ順を構成した紙の束のことです。
例えば16ページの冊子であれば、16ページ分を一枚の大きな紙に配置し、何度か折ることでページ順が正しく並ぶよう設計されています。
つまり、折丁は冊子づくりの「設計図」とも言える重要な存在です。
2. なぜ折丁が必要なのか?
折丁には、次のような役割があります。
・ページを正しい順番に並べる
・印刷効率を高める
・製本しやすくする
もし折丁が正しく設計されていなければ、ページの順番が入れ替わったり、上下が逆になったりすることがあります。
[折丁の作り方]

3. ちなみにページ数が4の倍数になる理由
冊子印刷では「4ページ単位」が基本です。
これは一枚の紙を折ることで、表裏合わせて4ページになるためです。
そのため、「12ページ、16ページ、20ページ、24ページ・・・」といったページ数が多く採用されています。
もし18ページなど4の倍数でない場合は、白紙ページを追加して調整することもありますし、綴じる方法によっては調整が可能です。
4. 折丁と綴じ方の関係
折丁は要件によっても変わります。
例えば・・・
・ページ数
・右綴じ
・左綴じ
・天袋
・地袋
などによっても折り方・面付けの仕方は変わってきます。あおぞら印刷でも、ページ数や綴じ方に応じて最適な折丁を設計しています。
また「背標」をつけることで製本時の順番がわかるようになり、乱丁・落丁を目視できる様々な取り組みを行い、冊子ができ上がっていきます。
5. デザイン制作で気をつけるポイント
デザインデータを作る際は、折丁を意識する必要は基本的にありません。
ページ順にデータを作成すれば、印刷会社で適切な面付け(ページ配置)や折丁設計を行いますので、ご安心ください。
ただし、製本の方法によって気をつけていただきたい点もあります。
・見開きデザイン
・ノド部分までつながる写真
・ページをまたぐイラスト
などは事前にご相談いただくことで、より美しい仕上がりになると思います。

折丁は、一般の方が普段目にすることはありませんが、冊子印刷においては重要なモノです。
ページ順や製本方法、印刷効率を考慮しながら設計することで、正しいページ順の正しい冊子が完成します。
現代では、半自動的に面付けを行うことも可能ですが、あおぞら印刷では必ずチェックを人の目で行います。
様々な冊子を作ってきた、あおぞら印刷なので、お気軽にご相談ください。



