2015年08月01日
色の三原色
こんにちは!日焼け跡がひどくてなかなか半袖を着ることができない営業 山口です!
今日は、印刷業界では常識である、『 色の三原色 』についてご説明しようと思います。
デザイナーの方や、印刷に携わっている方なら、
それくらい知ってて当然!
と思うかもしれませんが、知らない方にとっては未知の領域なんです。
かくいう私もこの業界に入る前は何も知らず、慌てふためいておりました(^^;)
早速ですが、三原色には光の三原色(RGB)と色料の三原色(CMY)があります。
RGBカラーとは
RGBカラーは、光の三原色「R(赤)・G(緑)・B(青)」のことです。
PCのモニターやデジカメ、スキャナなどは、このRGBカラーで色味が表現されています。
これらは混ぜれば混ぜるほど色が明るくなり、白色に近づいていくため『加法混色』と言われています。
光の三原色(RGBカラー)
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CMYKカラーとは
CMYカラーは、色料の三原色「C(シアン)・M(マゼンタ)・Y(イエロー)」のことです。
これらは混ぜれば混ぜるほど色が暗くなり、理論上は黒色に近づいていくため『減法混色』と言われています。
理論上と書いたのには訳があり、実際にはどんどん濁った灰色になっていくのですが、一般的にイメージする『黒色』にはなってくれません。 プロセスカラー印刷では、黒の部分を引き締めるために、シアン(C)・マゼンタ(M)・イエロー(Y)にブラック(K)のインキを加えた4色(プロセスカラー)でフルカラーを表現しています。
色料の三原色(CMYカラー)
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上記で説明したように、光の三原色と色料の三原色は根本的に表現方法が異なります。
つまり、RGBとCMYKでは、表現できる色の領域が異なるのですが、それに関してはまた次回に。^^
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